日記
2024-07-08 12:12:00
カポエイラ百科事典 vol.7
♪Bom Jesus da Lapa ê
Bom Jesus da Lapa♪
今月練習している歌"Bom jesus da lapa"は、
ブラジル北東部バイーア州の小さな町ボン・ジェズス・ダ・ラパをテーマにした歌です。
この町はカトリックの巡礼地として知られており、ブラジル国内外から多くの巡礼者が訪れます。
Bom Jesus da Lapaは、「洞窟の善きイエス」という意味です。
18世紀頃、町の近くに大きな洞窟が発見され、その構造がカトリックの教会に似ていたことから、そう呼ばれるようになったと言われています。
この洞窟は大聖堂となり、ボン・ジェズス・ダ・ラパは信仰の町として発展していきました。
動画↓
https://youtu.be/CjijXJLUWiE?feature=shared
大聖堂ができて町に人の出入りが多くなると、カポエイラやサンバなどの伝統文化も飛躍的に発展しました。
現在では文化的な聖地としても知られています。
大聖堂周りの広場では、今でもカポエイラのホーダや練習が盛んに行われています。
歌のタイトルはカトリックに由来していますが、
現在では文化的な聖地への憧憬といった意味も込めて、多くのカポエイリスタによって歌われています。