日記
2024-06-05 16:42:00
カポエイラ百科事典 vol.6
【ポップミュージックとカポエイラ】
20世紀後半から、カポエイラはボサノバやブラジリアンポップに影響を与え始めました。
情報化社会となり、いまでは世界中のアーティストがカポエイラからインスピレーションを受けた作品を発表しています。
しかし、カポエイラをテーマにした音楽作品で最も成功したのは、
ボサノバの「Água de Beber :おいしい水」で、
1963年に発表されました。↓
https://youtu.be/KDPnk9eW4dc?si=nkygTWHHKYpgR-Jg
どこかで聴いたことがあるのではないでしょうか。
カフェなどでよくかかっていますね^_^
曲中、カポエイラは直接的に表現されず、あくまで暗示されています。
Água de beber,
água de beber,
camará ♪
当時、カポエイリスタたちは「Camara:(同志)」と呼ばれており、
「Água de Beber:(水を飲む)」という言葉がカポエイラの歌の一部(chula:シューラ)であることは、誰もが知っているわけではありませんでした。
しかし、それ以降はよりストレートにカポエイラを表現した曲が多く発表されます。
そんな中、
女性シンガーのナラ・レァオンは名曲「Berimbau:ビリンバウ」を発表。(1964)
↓
https://youtube.com/playlist?list=PLdmtkc-Us4Tohjp44JU9N8N_UIns_O2MD&si=EoGqwzDAm-lFGbi4
この曲が収録された彼女のアルバムは大成功し、今ではブラジリアンポップミュージックの始まりと考えられています。
リラックスするのにぴったりなので、
是非ゆっくり聴いてみてください^_^